最近、オタクだけを集めた『オタク専用婚活』が流行っていますね。
あの有名な「とらのあな」が結婚相談所をつくった驚きは記憶に新しいです。
そうでなくても、「オタクだけを集めた婚活パーティー」や「オタクを集めた街コン」などなど、同志に出会うためのオタク婚活が増えています。
そこで、今回は「オタク婚活」のメリットとデメリットを書いていきたいと思います。
筆者は漫画やアニメといった、「王道」のオタク趣味ではない(苦笑)ので、そのへんのデメリットも書いていきたいと思います。
オタク婚活のメリットについて三つ!
まず、オタクばかりが集まる「オタク婚活」のメリットについて書いていきます。
- オタク婚活のメリット① オタク趣味を隠さなくていいこと
当たり前ですが、大事なこと。
それは「オタク趣味を隠さなくていい!」ということです。
相手もオタクですから、理解があります。
普通の婚活で、「ところで、休日は何を?」「えっと……本を読んだり、家でのんびりしたりするのが好きですね……」なんて苦しい会話をしなくてすみます。
「オタクバレ」のタイミングをいちいち図らなくていいのです! ありがたい!
- オタク婚活のメリット② 初対面でも話が盛り上がること
相手もオタク、自分もオタクですので、だいたいの場合話題に困りません。
同じ趣味を持つオタクに出会えたら、異性であっても旧友に会ったかのごとく話が盛り上がります。
自分でも「イタイ」と思いつつ、オタク話になるとテンションがあがる「オタトーク」。
無言の相手を前にだらだらと冷や汗をかき続けることはあまりありませんでした。
一応オタクのたしなみとして(?)、有名どころのネタを知っていれば、何かしら話のネタはありましたので。
- オタク婚活のメリット③ 友達が増えること
デメリットと隣り合わせのメリットではありますが、社会人になるとなかなか友人を作る機会がありませんよね。
「婚活仲間」+「オタク仲間」だと、一気に仲良くなる速度があがります。
特にオタク系の街コンでかなり友人が増えました。
本人とは恋につながらなくても、横のつながりが増えれば紹介してもらうという手もありますし、友人が増えることで世界が広がりました。
オタク婚活のデメリットについて三つ!
いいことばかり書いてきましたが、難点もある。次にオタク婚活のデメリットについてです。
- オタク婚活のデメリット① 出会える人の数が少ない
結婚相手への条件が増えれば増えるほど、結婚が難しくなる、という仕方のない理由ではあるのですが、「相手がオタクである」という条件で絞り込むと、当然ものすご~く母数が減ります。
友達ならともかく、将来をともにする相手に対して、オタク趣味を求める必要はあまりないのではないか、と感じます。
- オタク婚活のデメリット② 友人関係にとどまりがち
オタク婚活へは、友人ではなく結婚相手、恋愛相手を探しに行っているわけですが、特に街コンなどでは男同士、女同士でつるんだり、異性と仲良くなっても「友達どまり」が多いです。
オタクだからか(?)、奥手な人が多いのも原因かもしれませんが、お付き合いすらなかなか始まりません。
こちらからぐいぐい行けばいいのでしょうが、「いい人だけど異性としては見られないかな」と思うことも多かったですね。
せっかくデートにこぎつけても、結局オタク話に終始したり。
楽しいけど……楽しいけど、そうじゃないんだよな……!
- オタク婚活のデメリット③ アニメ・漫画に偏りすぎ
これは完全に個人的なデメリットですが、オタク婚活ってアニメ・漫画ばっかりじゃないですか。
そっちもたしなむけど、メインジャンルが違う場合、非常にもどかしさを抱えることになります。
完全に同じ趣味の人がいないのは当然わかってはいるけど、あんまりジャンルが違い過ぎると結局、普通に婚活するのと変わらない感覚になったりして、じゃあ母数の大きい普通の婚活でいいんじゃないかな、と思ったり思わなかったり。
オタク婚活の普通の婚活の違いについて
いろいろデメリットも書きましたが、オタク婚活は楽しいです。
でも個人的な感想として、「同じ趣味の仲間を探すわけではなく、将来を見据えたパートナーを探したい」と思ったときは、効率的に出会える普通の婚活の方が、自分に合っていました。
とはいえ、周りはオタク仲間ばかりのオタク婚活。
「パートナーは絶対、オタク趣味をわかってくれる人がいい」という条件がマストな人には、これ以上ないくらいぴったりな婚活方法だと思います。
「別にわかってくれなくてもいいけど、理解はほしい」というくらいならば、普通の婚活を行うほうが、母数が増えて、理想の相手に出会う確率があがります。
そのへんは、自分のゆずれない条件を吟味して決めるといいですよ。
とはいえ、オタクで、普通の婚活がちょっと怖くて、オタク婚活ならやってみたいかも?なんて人は、ぜひ行ってみてください。何事も最初の一歩を踏み出すことが大事ですから。
男性陣の眼鏡率の高さが半端ないので(笑)、男性はコンタクトでいくと、ライバルと差をつけられるかも?
というわけで、オタク婚活のメリットとデメリットでした。