友人がオタク婚活にハマっています。
が、なかなかカップリングできずに悩んでいるようです。
そこで、どうしてうまくいかないのか色々と話を聞いてみました。
そうすると会話の中でこんなセリフが飛び出してきたのです。
「相手との話が盛り上がらないんだよな~」
……???
オタク婚活に行っているオタク趣味の友人です。
ざっくりしているとはいえ、「オタク趣味」というくくりのなかで、話すネタなどいくらでもネタは見つかると思うのですが……?
「なんで? 相手もオタクなんだからネタはいろいろあるでしょ?」
「そうだけど、微妙にジャンルがズレてて話しづらいんだよ~趣味が合わないっていうかさあ」
そ れ だ !!
と思ったのでシェアします。
ある意味「オタク婚活」だからこその弊害といっても過言ではない「期待値の高さ」。
あなたは大丈夫でしょうか?
相手もオタクだからといって、同じものが好きとは限らない
自分もオタク。相手もオタク。
そのため、ついつい「同じ趣味で、同じ話題で盛り上がり、同じ楽しみを共有できる」相手がいるのではないか? むしろ、そういう相手を探しにオタク婚活に行っているのだ!! と過剰な期待を抱きがちです。
が、実際行ってみればわかりますが、女性と男性で全く同じ趣味がかぶるということはまずありません。
そもそも同性のオタクだって、全く同じ趣味の友人がそばにいることは珍しいのではないでしょうか。(ネットの世界ならともかく)
そりゃまあ、お互い楽しみ方が違うのだから仕方なかろうというものですが、どうにも件の友人は「自分と同じものを同じ視線で楽しめる相手」が欲しかった様子。
無茶言うな。
まず、「相手もオタクである」という点で婚活のハードルがむちゃくちゃ上がってるのに、さらに「同じジャンルである」が加わり、「独身」「同じ年齢」「婚活を行っている」相手なんて、年収1000万の相手探すより難しいですよ。
婚活パーティーはあくまで婚活のため、オフ会やコミケで会う友人のように濃いオタク話ができると思って行くものじゃないから。
ということをよくよく友人に言い聞かせる羽目になったのでした……。
オタク話はあくまできっかけ程度にとどめる
個人的に、オタク婚活の「オタク話」については、あくまで「仲良くなるきっかけになる」くらいにとどめておいた方がいい、と思っています。
婚活というのは「結婚相手を探す場所」。
結婚生活中、ずっとオタク話をしているわけにもいきません。
相手といまいちオタク趣味の話が合わなかったからといって、無言になるのはもったいないのです。
オタク婚活に行ってるからこそ、同じオタク趣味の異性を……!と期待する気持ちは正直めちゃくちゃわかるのですが、そうは言っても同ジャンル同深度の同年齢程度の独身異性以外お断りというのは視野がせますぎます。
オタク婚活ならではの、失敗しがちな理由。
注意すべきな点。
それは、「過剰な期待をしすぎず、許容範囲を広くもつこと」です。
ジャンルが合わなくても、趣味が合わなくても、すぐに見切ってしまわないこと。
いや、結婚するなら「同じ趣味」がマストであるという方はそのまま突き進めばいいと思いますが、それはいばらの道です……。
オタク婚活でオタク話が出来なくても、「お互いオタクである」という安心感から、普通の婚活よりも話が盛り上がりやすいです。
オタク話ができないなら、普通の婚活でいいんじゃないか。と思われる方は、そっちのほうが選択肢が多い、母数が大きいのは確かですので、個人的にはそちらも視野にいれることをオススメします。
もちろん、オタク婚活で、似たような趣味でどんな話でも盛り上がれる異性が見つかるかもしれません。
まずは行動しなければ、たくさんの人と出会わなければ始まらない。
オタク趣味話に傾倒しすぎないことを念頭に置いて、人生のパートナーを探しに行きましょう!