オタクが婚活をはじめるとき、一度は悩むと思われる問題。
それは、婚活するときにオタク趣味を隠すか、隠さないかです。
一般的に、オタクはマイナスイメージを伴う言葉。
眼鏡にバンダナ、チェックのシャツにふくよかな体型。
暗い部屋で「萌え~」とニヤつき、根暗で、挙動不審で、かと思えば好きなものの話になるとテンションが上がって、大声・早口でべらべらとまくしたてる落差が、「キモイ」。
……というのは「オタク」を限りなく負のイメージで見た極端な想像ですが、どうやら世間の一部の人はそういうふうに思っている、らしい。
筆者の周りはオタクに寛容な人ばかりだったので、正直ピンとこないのですが……アニメや漫画、ゲームなどは子どもの趣味である、と感じる人がいることも理解はできます。
そういった偏見を持つ人がいると理解したうえで、どうするか。
婚活パーティーに行ったときのプロフィール。
ネット婚活でのプロフィール。
お見合いのプロフィール。
合コンのときの自己紹介。
オタク趣味を書くか、無難な趣味を書くか。
様々な答えがあるとは思いますが、筆者は「隠さない」という選択をオススメします。
婚活でオタク趣味を隠さない方がいい理由
隠さないほうがいいと思う理由についてですが……。
それは、相手に嘘をついているという罪悪感がわき、挙動不審になりがちだからです。
たまにオタク趣味をたしなむ、という程度の人ならともかく、オタク趣味が日常に根を張っているような人の場合、それを隠して会話すると、必然的に「嘘」をつかないといけなくなります。
できるだけ嘘をつかないようにしようと思って、うまい感じの言い回しを考えるにしても、どこかでボロがでないかずっと気を張っていないといけなくなります。
ただでさえ、婚活は気苦労が多いもの。
そんなところで余計に疲れる必要はありませんよね。
ついでにいえば、個人的に「オタク」というだけでやたらに偏見を持つような人はこちらからご遠慮させていただきたいとも思います……。
婚活する上でオタクを隠す必要はないが、気遣いは必要
隠す必要はないといっても、やたらと詳細に書いたり、語ったりする必要もありません。
趣味:漫画など、とさらりと書く程度にとどめておきましょう。
そう書いておけば、特にネット婚活では同じ趣味の異性からコンタクトをもらうことがありますし、苦手な人は最初から寄ってきません。
そういった足切りが嫌な人はお見合いパーティーに行くのがいいでしょう。
一般的なオタクのイメージとして、「コミュニケーション能力が低いのではないか?」「見た目がダサいのではないか?」という不安から足切りされがちなだけであって、実際に会ってみてそういった印象を抱かなければ、オタク趣味だってたくさんある趣味のなかの一つです。
婚活パーティーはまず会って話すことができるので、そこで清潔感のある見た目で、普通に会話できれば、足切りはクリアできるはず。
実際、筆者はオタク趣味を普通にプロフィールに書いていましたし、それで気持ち悪がられるといった経験はありませんでしたよ。
そこから話が広がることもありましたし、趣味が合わないなんてことは婚活の場ではむしろ当たり前なため、別の話題にシフトすれば問題ありません。
婚活の場に必要なのは「相手への気遣い」であって、相手の反応を見ずにオタク趣味だけ語りまくるなんてことをしなければいいのです。気遣いができる異性がオタク趣味だからといって嫌いになるなんてことはまずありません。
個人的には、オタク趣味が「恥ずかしいもの」と感じていないため、「オタクだから結婚できない」という卑屈な思考こそが、マイナスポイントかも?
どうしてもオタク趣味をマイナスにとらえがちな人は、今はオタクばかりが集まるオタク婚活もあります。
今は昔と違い、行動さえすれば異性と出会うチャンスは無限に広がっています。
自分を卑下しすぎず、異性との出会いを楽しみましょう♪